nov 22 2021
粋に、生きる世界へ。
老いを喜びに変える「サクセスフル・エイジング」とは
株式会社らくらホールディングス
代表取締役社長 浅沼静華さま
誰もが年齢を重ねることを楽しめる高齢社会実現に向け、「粋に、生きる世界へ」をビジョンに掲げ活動を続けるらくらグループ。日本語の「楽しむ」にイタリア語で「お世話する」を意味するLa curaをかけあわせて名付けられたらくらグループは、「開拓」と「挑戦」の精神が受け継がれてきた北海道で事業を展開しています。
(出所)同社ホームページより
北海道・札幌でお話を伺ったのは同社グループ代表、浅沼静華さん。20年にわたる海外ビジネス生活経験を持つビジネスパーソンだった浅沼さん。海外のアクティブなシニアの姿を間近で感じた経験を活かし、「プロダクティブ・エイジング(生涯現役)」、「アクティブ・エイジング(健康長寿)」、「ハートフル・エイジング(人を感じられるコミュニティ)」の3つの事業を通じ、自分らしく、笑顔でいつづけられる「サクセスフル・エイジング」を提案しています。
介護事業に飛び込んだのは、パワフルだったお父さまの突然の病。インタビューでは、20年にわたる海外ビジネス生活を捨てた葛藤に揺れた当時の心境、意を決して飛び込んだ先に待っていた社内の冷ややかな眼、しかし、持ち前の楽観な考え方で事業を拡大してこられた浅沼さんの魅力溢れる姿に触れることができました。
北海道の大地に根を張り、さらなる「開拓」と「挑戦」を続ける浅沼さん、ぜひお話をお聴きいただきたいと思います。
【スペシャルゲストプロフィール】
浅沼静華(あさぬま・しずか)
1990年聖心女子大学卒業。サンフランシスコ留学を経て、アメリカで貿易の仕事に従事後、スイスの日系証券会社で現地採用社員となり、投資ファンドの運営会社を設立。2008年、介護事業を行っていた父親が脳出血で倒れ、3年間は日本とスイスを往来しながら仕事と介護を両立させていたが、2011年に父の事業を承継する決意をして、20年近い海外生活に終止符を打って帰国。2012年に、シニア世代が自分らしく自立した心で、“粋に"生きる社会の実現を目指し「らくらグループ」を発足。