nov 08 2021
アスフカケツノ
“明日の社会”に必要不可欠の「福祉」への取り組み
大和ハウスライフサポート株式会社
執行役員 事業開発部部長 鈴木利香さま
「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、住まいに、街に、暮らしに、将来に求められていることはなにかを常に考え、創業以来培ってきた技術のノウハウを活かして、多彩な研究開発を推進されてこられた大和ハウスグループ。“明日の社会”に必要不可欠のを意味する「アスフカケツノ」をキーワードとした商品やサービスを開発、新たな価値を社会に届けてこられました。
(出所)同社ホームページより
本日お邪魔したのは、大和ハウスグループにおいて、自立型に介護付施設を併設させた【ネオ・サミット】、介護を必要とする方を対象とした介護付有料老人ホーム【もみの樹】の両ブランドを中核に高齢者の「住まい」の在り方を革新しようと事業を展開されてこられた大和ハウスライフサポート株式会社。
お話を伺ったのは、同社執行役員 事業開発部部長であられる鈴木利香さん。鈴木さんの社会福祉サービスにかける想い、そして「感動プロジェクト ~オンリーワン~」の取り組みについても詳しくお聞きしました。定期刊行誌「こころつなぐ」には、「感動プロジェクト」の具体的な取り組みの数々が掲載されています。
(出所)同社ホームページより
また、1980年代末にイギリスの臨床心理学者のトム・キットウッド氏によって提唱された、認知症をもつ方を一人の”人“として尊重し、その人の立場に立って行う認知症ケアの考え方の一つ「パーソン・センタード・ケア」についてもお話を伺いました。
キットウッド氏は自ら率いる研究グループと共にケア施設に出向き、膨大な時間をかけて認知症をもつ人々を観察、その観察を通して、人としての尊厳が傷つけられることが、彼らの状態の悪化に大きく影響していることに気づいたといいます。つまり、行動を原因疾患のせいにするのではなく、その人独自の要因に着目することで、ケアによって改善できる可能性を示した功績は大変大きいと感じます。
「高齢者サービスに少しでも関われれば」というささやかな想いからキャリアをスタート、現在では、大和ハウスグループにおける福祉事業の中核を担う人材として活躍を続ける鈴木さんのお話、社会福祉に関わることの可能性を感じさせるものでした。ぜひお聴きください。
大和ハウスライフサポート株式会社
身のまわりのことができる方を対象にした自立型に介護付施設を併設させた「ネオ・サミット」と、介護を必要とする方を対象とした介護付有料老人ホーム「もみの樹」を運営しています。安全、安心、快適なサービスのご提供はもとより、食事、医療連携、アクティビティ、旅行、認知症ケアなど、高齢者の暮らしを豊かにするサービス品質の向上に取り組んでいます。
詳細は
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