WATANABE KULAND

jan 31 2022

進取の気象
人生100年時代のライフケア


中銀インテグレーション株式会社
代表取締役 渡辺蔵人さま

今回お邪魔したのは、日本の不動産業界のパイオニアとして昭和30年代からマンション分譲を手がけてきた中銀グループ。黎明期の高層住宅業界において、呼称が「マンション」に集約されていったキッカケは、中銀グループの商標であるフランス語で「邸宅」を意味する「マンシオン」でした。さらに、昭和40年代にはいち早く高齢化社会の到来を見据え、まったく新しい老後の住まいとして「ライフケア」を熱海で発表、シルバーマンションのパイオニアとして位置づけられています。

そこでグループを率いる、渡辺蔵人社長にお話を伺うべく、中央区銀座を訪れました。中銀グループは「中」央区「銀」座から始まったことが社名の由来。創業の地で伺う数々のエピソードは、同社がいかに積極的に新しい物事へ取り組む気質に満ちているか、と感じずにはいられないものばかりでした。



創業者である渡辺酉蔵氏が、アメリカ視察に訪れた際、現地のリタイアメントハウスを見学して衝撃を受けたそう。元気にイキイキと暮らすアメリカのリタイアメントコミュニティに触れたことで、日本で生まれたのが、同社のライフケアシリーズです。「インディペンデント リビング(IL)」、「アシステッド リビング(AL)」、「ナーシング ホーム(NH)」に分かれる米国の施設形態の中で、「インディペンデント リビング(IL)」に着目してスタートしたというエピソードを伺いました。また、渡辺蔵人社長自身の米国視察における、大変興味深いエピソードも伺うことができました。

また、吹田市で進める関西初となる多世代居住型健康スマートタウン「Suita SST(吹田サステイナブル・スマートタウン)」の取り組みについてもお話を伺いました。大規模開発23,000m2超の広大な敷地に、シニア分譲マンションの他に、ファミリー分譲マンション、ウェルネス複合施設、複合商業施設、単身者共同住宅、交流公園を備えたスマートタウンが生まれます。Suita SSTは、「Suitable Town for Fine Tomorrows」のコンセプトのもと、新たな時代の先駆けとなるまちづくりに挑戦しています。

先進企業16社が提案する様々な取り組みの1社として、中銀グループの提案にますます注目が集まることでしょう。



「他にも黒川紀章氏が設計した「中銀カプセルタワービル」など、新しい生活文化を提案し続けてきた中銀グループ。「人生100年時代」に、これからさらに中銀グループから新しい提案が生まれる期待が高まります。同社グループを率いる渡辺社長へのインタビュー、ぜひお聴きください!




【ご協力】
中銀インテグレーション株式会社

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