KANNARI YUSUKE

jan 10 2022

想いをつなぐ
目の前のその人に「感動介護」を届ける


社会福祉法人 元気村グループ 
理事長 神成裕介 さま

平成5年に50名のお年寄りをお迎えするための小さな家として開園した特別養護老人ホーム「翔裕園」。運営する元気村グループは、今や、社会福祉法人42施設、株式会社形式で52施設、他医療法人を含めると100施設以上を運営、売上高400億円を超えるグループ規模を誇るまでに成長しています。「家族主義」「現場主義」を掲げ、期待を超えたサービスを提供する「感動介護」を届ける元気村グループ、社名に込められた元気で明るい、共助の場を提供する若きリーダー、神成裕介理事長にお話を伺いました。


元気村グループ
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これだけのグループ規模にまで成長した秘密は何か。創業のキッカケを伺うと「父が事業を営む中で、何か地域への恩返しができないか、と考え施設を立ち上げたことがスタート」というものでした。当時中学生だった神成理事長は、お父様が「日本を作ってこられた先輩方が、日本全国で困っているのであれば助けたい。少しでも求められるのであれば、出ていく」と話されていたエピソードを伺うと、創業時の想いが今なお脈々と受け継がれていることを感じずにはいられません。

結果、これだけのグループ規模にまで成長するとなると、どうしてもお話を伺いたくなるのが「人材育成」の方法。元気村グループが元気村グループであり続けるため、6000名を超えるスタッフに対して、果たしてどうスタッフへの教育を行なっているのか、気になります。

神成理事長は、「会社として一つの方向に向かうには、理念浸透が重要」と考え、創業の理念、想い、行動指針、クレドを制定されています。また、想いを持って介護事業に関わるスタッフに対し、働きやすい環境を整えることに心を砕くために、「テクノロジーを活用している。デジタルで楽になることはたくさんある」と話します。

日本で初めて、中国で医療法人を展開するなど海外への展開も積極的に行う元気村グループ。「これから、2035年には東南アジアも高齢化社会に突入する。中国も含めアジアへ向け、介護という形のないサービスを輸出、海外でも貢献したい」という神成理事長の力強い言葉に、元気村グループの世界レベルでの社会貢献活動に期待が高まります。



元気村グループの足跡、そして神成理事長の想い、是非お聴きいただきたいと思います。




【スペシャルゲストプロフィール】
神成裕介(かんなり・ゆうすけ)

1979年生まれ。2005年に社会福祉法人元気村の理事・評議員、医療法人社団鴻愛会の理事、社会福祉法人長寿の森の理事・評議員に就任。2006年には医療法人社団共生会の岩手及び北海道の理事を務めるなど、現在多数の介護・医療法人の運営に尽力。