feb 14 2022
人々の様々なステージをお手伝い
我が家のような住まいを提供したい
株式会社共立メンテナンス
取締役 シニアライフ事業本部長 君塚良生さま
1979年の設立以来、「寮事業」から、ビジネスホテル・リゾートホテルを運営する「ホテル事業」へとその事業領域を拡大してきた株式会社共立メンテナンス。「食と住のサービスの提供」という確かな基軸に、新規事業として高齢者向け住宅を展開する「シニアライフ事業」について中心に取締役 シニアライフ事業本部長、君塚良生さんにお話を伺いました。
共立メンテナンス
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「我が家のような住まいを提供したい」と1996年からスタートしたシニアライフ事業「ドーミーシニア」。現在は関東甲信越を中心に10箇所展開されており、今後さらに拡大予定です。施設の特徴は、3つの生活習慣に独自のアプローチで取り組んでいること。
1 食事
2 日中の活動
3 睡眠
認知症の予防改善には、生活習慣病の予防改善が必要不可欠。「3つのサイクルを上手く回すことで、生活習慣病の予防改善、認知症の予防改善に繋がり、結果として生涯活躍が見込める」と君塚さんは話します。
特に注目すべきキーワードは睡眠。脳内で作られるたんぱく質の一種であるアミロイドβが脳に蓄積すると、その毒性で神経細胞が死滅して脳が萎縮、結果として認知症を発生するという「アミロイドβ仮説」といものがあります。アミロイドβは健康な人の脳にも存在する物質ですが、通常は脳内のゴミとして短期間で分解、排出されますが、良質な睡眠がなければ、分解、排出がうまくいかないことが実証されています。
「ドーミーシニア」では、センサーマットによる睡眠状態を測定。認知症が悪化した時に何が原因だったのか、科学的に分析しています。
高齢者の脳の健康維持、最適な睡眠時間の発見がカギか 米研究(CNN)
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創業当時のお話を伺うと「創業者であり、代表取締役会長の石塚晴久が1970年代、団塊のジュニアが増えていく中、下宿屋を組織立ってやりたいという思いがあり、そこから始まった。元々料理の世界の人間だったため、食事にはこだわりを持っていた」と君塚さんは話されます。
未来を担う学生を「食と住の観点から」下支えされてきた御社は、さらに朝食が美味しい「ビジネスホテル事業」を展開されます。当時は朝食が付いているビジネスホテルは珍しかったそうです。そこから、全国各地に504か所以上の学生寮・社員寮を展開、おいしい朝食や温泉感覚のゆったりとした大浴場が特徴的なビジネスホテル「ドーミーイン」は全国に83箇所。癒しのリゾートホテルは37箇所と拡大を続けてきました。
お客さま一人ひとりの「生涯活動」を応援、日本一の高齢者施設を目指す、共立メンテナンスの想い、ぜひお聴きください。
【スペシャルゲストプロフィール】
君塚良生(きみづか・よしお)
2009年5月 当社入社 執行役員寮事業統括本部東日本本部第2事業部長
2015年4月 当社執行役員寮事業統括本部寮事業支店統括本部長
2015年6月 当社取締役寮事業統括本部寮事業支店統括本部長
2016年11月 当社取締役シニアライフ事業本部長(現任)