dec 27 2021
やってみよう
イノベーションを生み出す組織の作り方
社会福祉法人 愛宕福祉会
理事長 石崎 昂一さま
新潟の経営グループとして名高いNSGグループ。売上規模はゆうに1500億円前後のコングロマリットの中で、新潟県内を中心に90を超える事業を展開する社会福祉法人 愛宕福祉会にお邪魔しました。お話を伺ったのは、同法人理事長である石崎 昂一さん。
実は石崎さんは元銀行員。今から20年ほど前、金融危機が日本全国を襲ったタイミングで勤めていた銀行が破綻するという憂き目にあったのです。しかし、銀行員としてNSGグループが担当先であった縁から入社され、現在は売上高100億円に迫る企業のトップですから「万事塞翁が馬」だなと感じます...
とはいえ、全くの畑違いの業界に飛び込むことには勇気が必要だったのでは、とも思いますが、石崎さんは「教わってきた20年間だった」と振り返ります。職員のみなさんが、献身的に利用者に対してサービス提供をする姿に感動し、大事な命に携わる仕事に対する誇りを持つことができたと話します。
さらに、急激な成長を遂げられてきた背景や理由、採用、組織運営、人材教育、マネジメントの観点等々、多岐にわたるお話をいただきました。特に注目は、新たな企画などを提案する企画「ATAGOチャレンジイノベーション」。実際に、障がい者就労支援サービスの一環である就労支援事業「製麺工房ドリーム本店」がチャレンジから生まれています。
職員の就労支援サービスをやってみたいという想い、そして信じて任せたことで実現したという事実は、とてつもなく大きい。「せっかくなら既存のラーメン屋に打ち勝つようにしよう」と声をかけた石崎さん。多くの職員に対してやる気とモチベーションを与えたことでしょう。
また、愛宕福祉会は中期経営計画を外部に発信しています。背景について石崎さんから、「若い方が社会福祉業界においてイノベーションを起こし、希望を持てるように、グループとして貢献したいという想いがある」との強いメッセージをいただきました。それではインタビュー、ぜひお聴きください。
【会社概要】
基本理念
利用者一人ひとりのかけがえのない笑顔と思いを大切に、安心した生活が送れるよう支援を行い、家族・地域の方々から信頼される社会福祉法人を目指します。
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