kawakita hirobumi

amamoto hiroshi

aug 30 2021

社会文化を背景とし地球環境と調和した
よりよい医療への挑戦


社会医療法人 河北医療財団
理事長 河北 博文さま
理事長相談役 天本 宏さま 

コロナ禍で全国の病院で経営が悪化、病院団体の調査では、特に打撃が大きかったのが、都内にあり、かつコロナ感染者を受け入れている病院だといいます。病院の収入の診療報酬は全国一律ですが、土地代や建設費、人件費などのコストが東京は地方よりも高いだけでなく、患者数の減少も影響しているということです。

杉並区の基幹病院の1つの河北総合病院・分院。全病床の約4分の1に当たる101床を空けてコロナ病床43床を準備し、軽症と中等症患者を受け入れると発表したのが今年7月。受け入れを決めたのは「当然のこと」と語るのは社会医療法人 河北医療財団理事長 河北 博文さん。



河北さんは、日本の福祉の草分けでもある渋沢栄一の精神を受け継ぐ企業経営者に贈られる渋沢栄一賞を受賞されています。「社会文化を背景とし地球環境と調和したよりよい医療への挑戦」を掲げる河北医療財団の活動について、また河北理事長の考え方についてお話を伺いました。

また、多摩ニュータウンにて40年にわたり高齢者医療・介護事業を展開してきた河北医療財団 多摩事業部「あいセーフティネット」では、2021年4月に「あいフレイル予防センター」を開設したことを受け、あいセーフティネットの礎となる天本病院さまを設立された理事長相談役である 天本 宏さんにもお話を伺いました。

介護予防の中でも最近特に注目が高まっている「フレイル予防」。人生100年時代の健康長寿を応援する取り組みについて語っていただきました。



聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩2分。サービス付き高齢者向け住宅の1F、当財団が運営するデイサービスに隣接し、ガラス張りで立ち寄りやすい雰囲気。

名称:あいフレイル予防センター
住所:多摩市関戸1-2-11 スマイラス聖蹟桜ヶ丘1F
TEL: 070-1277-8256(相談員直通) 
時間:9:00-16:30 (土日祝日除く・不定休あり)
詳細はこちらから

2028年には開設100周年を迎える河北医療財団。河北理事長、天本理事長相談役のお話、ぜひお聴きください。





【スペシャルゲストプロフィール】
河北 博文(かわきた・ひろぶみ)
社会医療法人 河北医療財団 河北総合病院理事長。1977年慶應義塾大学医学部卒業。83年シカゴ大学大学院ビジネススクール修了。84年慶應義塾大学医学部大学院博士課程修了(病理学)。88年から現職。公益財団法人日本医療機能評価機構理事長、一般社団法人東京都病院協会名誉会長などを務める。2006年渋沢栄一賞受賞。


天本 宏(あまもと・ひろし)
社会医療法人 河北医療財団理事長相談役。医学博士。東京慈恵医科大学卒業。医療法人財団天翁会(東京都多摩市)を設立し、初代理事長に就任。 地域包括ケアの先行モデルとして、多摩ニュータウンを中心とした「あいセーフティネット」の構築で知られる。