sep 15 2021
コーチング
打ち方は教えない
ツアープロコーチ
青木翔さま
2019年全英女子ゴルフで日本勢42年ぶりのメジャー優勝という快挙を果たした渋野日向子選手。プロテストに合格したばかりの20歳の渋野選手が日本女子の歴代の名選手が越えられなかった海外メジャーの高い壁を乗り越え、初出場で優勝したことは、日本のファンを大いに沸かせました。
その渋野選手の指導を引き受け、メジャー優勝まで影の立役者としてサポートしたのが、今回のゲスト青木翔さん。初の著書「打ち方は教えない。」(ゴルフダイジェスト社)では、青木さん独自のコーチンング理論によって、プロテスト合格、そして1年後のメジャー優勝にまで導いた方法論、そして、渋野選手が実際に行なったドリルまで余すことなく語られています。
メジャー優勝のほんの数年まで、プロテストで合格ラインに大きく及ばず、プロの資格を得ることができなかったという渋野選手。それが青木さんの指導によって開花したのであれば、その秘密をぜひお聞きしたい!
そこで、青木さんが指導されている樫山ゴルフランドへ足を運び、たっぷり話を伺ってきました。
樫山ゴルフランド
「僕らは地味ではあるものの、着実に基礎固めをしていったのです。繰り返しますが、特別な練習や新しい取り組みはしていません。他の選手とは違うところがあるとすれば、彼女(渋野選手)は約1年間、一切の手抜きをせず決めたことを愚直にやり抜いたということです」
実際に書籍に書かれている渋野選手が行なったドリルをやってみようと思いましたが、、できない、だから続かない。その点を青木さんにお聞きしたら「やらなくてもいいです!」との返答。ええ!?
他にも、渋野選手がブレイクスルーした本当の理由、教える「ティーチング」から教えない「コーチング」に行き着いたエピソード、そして、最も大事なゴルフを楽しみ、私たちアマチュアが上達する方法まで、笑いが止まらないインタビューとなりました。
「打ち方は教えない。」より
青木さんの屈託のない笑顔、そして厳しさの中にある愛情に触れ、一気にファンになりました!インタビュー、ぜひお聴きください。
【書籍紹介】
書籍:打ち方は教えない。
(発行 ゴルフダイジェスト社 )
渋野日向子を世界一にした青木コーチの教えが一冊に!
選手を応援し、気づきを与え、正しい方向に導くこと。それが「コーチング」
渋野日向子が学び、忠実に実践した「コーチング」による上達法がわかります!
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【スペシャルゲストプロフィール】
青木翔/あおき・しょう
2011年よりジュニアゴルファーの育成に乗り出し、2012年に兵庫県を本拠地に「AOKI SHO GOLF ACADEMY」を開く。2017年に”渋野日向子”の指導を引き受け、2019年渋野はJLPGAツアー4勝、海外1勝の合計5勝を挙げる。特にLPGAツアー公式戦の全英女子オープンで渋野が日本人選手42年ぶりとなるメジャー大会優勝を飾った際にはキャディを務め、歴史的優勝の影の立役者となった。2020年には全米OPにも初出場した“三ヶ島かな”が弟子入り、次世代の若手ゴルファーたちから指導依頼が殺到している。「ゴルフダイジェストアワード2020レッスン・オブ・ザ・イヤー」も受賞し、日本ゴルフ界を代表するプロコーチとして知られる。