oct 22 2021
「おうちが病院」
患者と家族を支える「新しい在宅療養モデル」とは?
日本ホスピスホールディングス株式会社
代表取締役社長 高橋正さま
「在宅ホスピスの研究と普及」をミッションに掲げる日本ホスピスホールディングス株式会社。「おうち(在宅)」での療養を支え、「おうち」で最期を迎えることを、プロフェショナルである「職業家族」としてサポートするという同社の取り組みを詳しくお聞きすべく、東京丸の内を訪問しました。
同社は「自宅の快適さ」と「病院の安心感」の両方が実現可能な場所であるホスピス住宅を拠点に、「看護師」を中心とした多職種チームによる医療ケアを提供しています。つまり、「おうち」+「病院」のいいとこ取りができる、ということ。
全国には、まだまだ豊富な施設展開余地があり、同社のきめ細やかなサービスが全国へ広がり、年間1万人の在宅看取り支援、そして、同社の取り組みが業界全体の発展に繋がっていくことでしょう。
お話を伺ったのは、同社創業者である代表取締役社長 高橋正さん。建築士として医療・福祉施設や公共施設などの建築設計に携わったのちに、2000年より高齢者住宅の運営に関わり、2011年独立されています。
創業時に高橋さんが名付けた会社名はカイロス。カイロスとは「チャンス」そして「タイミング」を表すギリシャ神話の神。前髪が長く後頭部が禿げた美少年として描かれるカイロス、「チャンスの神は前髪しかない」という諺にも通じます。
新しい在宅療養モデルによって「世界一幸せな長寿大国日本」を実現すべく、行動されてこられた高橋さんのメッセージ、ぜひお聴きいただきたいと思います。
【スペシャルゲストプロフィール】
高橋 正(たかはし・ただし)
日本ホスピスホールディングス株式会社 代表取締役社長
1962年生まれ、神奈川県出身。医療・福祉施設や公共施設などの建築設計に携わったのちに、2000年より高齢者住宅の運営に関わり、2008年ユーミーケア(現・㈱学研ココファン)代表取締役社長に就任して27棟の高齢者住宅を「湘南CCRC構想」を掲げ展開。2011年カイロス・アンド・カンパニー㈱(現・ファミリー・ホスピス㈱)を創業し、ホスピス住宅を中心とするホスピス事業を展開。2017年日本ホスピスホールディングス㈱を設立、代表取締役社長に就任。