oct 18 2021
冷やす技術
"暮らしを変える"フクシマガリレイの挑戦
フクシマガリレイ株式会社
専務取締役 営業本部長 福島豪さま
シャキシャキのレタスや、新鮮な魚介類など、私たちの食卓には多くの食材が新鮮でおいしいまま提供されますが、これは、収穫や水揚げ後にすぐ低温状態に置かれ、その後の物流過程でも低温を保たれたままスーパーマーケットやコンビニエンスストア等運ばれているから実現できること。また、「冷やす技術」は冷凍食品やチルド食品、飲料や薬の製造など、私たちの生活のあらゆる場面で役立っているのです。
私たちが当たり前に行なっている食生活は、「冷やす技術」によって守られているわけですが、当たり前すぎて普段考える機会があまりないかもしれません。
しかし、今「冷やす技術」が、地球温暖化を通して将来世代の食生活に影響を及ぼしてしまう可能性が叫ばれています。「冷やす技術」を支える技術の冷媒、大半を占めるフロンガスは『温室効果ガス』の仲間、と聞けばピンとくるでしょう。
冷媒とは、冷蔵庫やエアコンなど機器の中で、熱を温度の低い所から高い所へ移動させるために使用される流体の総称のこと。液体が気体になるときには周囲から熱を奪います。多くの機器では、この性質を利用して冷却しています。
私たちの豊かな食生活に欠かせない「冷やす技術」が、地球環境の負荷にできる限りならないよう、何かできることはないのでしょうか。
そこで、業務用冷凍冷蔵庫を国内ではじめて規格化・量産からスタート、現在日本国内の約3台に1台の業務用冷凍冷蔵庫を製造しているフクシマガリレイ株式会社を訪問、専務取締役 営業本部長 であられる福島豪さんにお話を伺ってきました。
2019年、ガリレオ・ガリレイにちなみ社名をフクシマガリレイへと変更、新たにブランドメッセージ「Be cool, Be alive」を定めています。さらに、人と人、人と技術、技術と技術がつながるオープンイノベーション拠点『MILAB(ミラボ)』が始動、さらなる成長に大いなる期待が持てる会社の一社です。
これまで取り組んでこられた同社の足跡、「MILAB ストア」や「リテールAIプラットフォームプロジェクト」などさらなる発展の可能性、そして、「カーボンニュートラル・脱炭素社会の実現」に向けたサスティナブルビジョンに関して「Dramatic Future2050〜誰もがワクワクする未来を拓く、ガリレイグループ〜」についてもお話を伺いました。
スーパーマーケットやコンビニエンスストアへ足を運ぶとき、きっとフクシマガリレイの存在を感じることになると思います。福島専務のお話、ぜひお聴きください!
※お使いのブラウザは、HTML5のaudio要素をサポートしていないようです。
【スペシャルゲストプロフィール】
福島豪(ふくしま・ごう)
2005年1月 入社
2010年4月 関西支社大阪営業一部部長
2011年4月 執行役員東日本副支社長
2012年4月 常務執行役員東日本支社長
2013年6月 常務取締役東日本支社長
2014年4月 専務取締役兼営業本部長兼東日本支社長就任 現在に至る