OCT 12 2022
人口減少と移民政策
上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学
株式会社 三英堂商事
代表取締役 上村岩男さま
青雲の志を抱き、半世紀に渡ってビジネスを切り開いてこられた、株式会社三英堂商事 代表取締役 上村岩男社長をお招きし、ビジネスについてたっぷりお話を伺う企画、その名も「上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学」。
今回の"俺流"行動規範は「移民国家の実現こそがこの国の生き残りに繋がる...」です。日本の将来を左右する少子高齢化に伴う人口減少と移民について、今回は上村社長から伺いました。
「外国人の受け入れは、一時的、限定的労働者ではなく、移民族が共存、共栄する多民族国家への移行である」と語り、続けて、国士舘大学の鈴木江理子教授(移民政策)の「日本で長く働けて家族と暮らせる様になれば、海外から見て、今より魅力的な制度になるだろう。外国人の定住化を視野に入れ、子供の教育など、受け入れ体制の整備を急ぐ必要がある」という意見を紹介しています。
世界の先進国の移民の受け入れ状況について、移民大国であるアメリカ、カナダ、オーストラリア、フランス等が挙げられます。特に、オーストラリア、フランスの状況についてお話を伺いました。
「我が国の難局を乗り越えるためには、移民政策からの逃避は出来ない」思われ、むしろ我々はこの移民の問題にもっと積極的に踏み込み、現実に対応すべきだと提言されています。未来に誇れる日本に対して、重要な社会課題である移民政策について語る、今回の「上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学」、ぜひお聴きください。
【書籍紹介】
書籍:人生の最後を「感動」で締めくくる! 介護施設選び5つのポイント
(発行:幻冬舎)
高齢化が進み、人生100年時代といわれる今、介護施設の利用者は年々増え続けています。介護施設の利用がごく当たり前となっている状況のなかで、高齢者やその家族にとって非常に大きなテーマとなっているのが施設選びを検討する時「どのような介護施設を選べばよいのか」です。「感動の喜びを得られる介護施設であれば、利用者は生き甲斐と希望を獲得できる」ということを強調、感動を味わえる施設を見つけるためにはいくつかの着眼すべきポイントについて実例を挙げて詳しく解説しています。最期に豊かな人生を送りたいと願っている高齢者の方々やその家族にとって、ささやかな手助けとなることを願った一冊です。
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【スペシャルゲストプロフィール】
上村 岩男(かみむら・いわお)
株式会社三英堂商事 代表取締役社長。
1948年、鹿児島県生まれ。1977年、29歳のとき、不動産管理業務を中心とする三英堂商事を創業(1978年には株式会社三英堂商事に改組し、代表取締役に就任)。1998年から介護事業に参入、現在は首都圏を中心に介護付有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅、地域密着型のグループホームを運営する。