Ishikawa Kanako

oct 01 2021

ネガティブストレスの解放
次世代型お守りガジェット「スマートお守り」へ込めた想い


株式会社grigry
代表取締役&CEO 石川加奈子さま

「より⾃由に、⾃分らしく、⼈⽣を楽しめるセカイ」を実現するため、⼈々を「ネガティブストレス(負のストレス)」から解放することをミッションに掲げる株式会社grigry(グリグリー)。現在は、セキュリティ機能を備えた次世代型お守りガジェット「スマートお守り"omamolink"」を開発している同社代表取締役&CEO 石川加奈子さんにお話を伺いました。

ネガティブストレスに対する『防御力アップ』と『回復力アップ』をサポートするgrigry、大切な人が本当に困っている時、助けを必要としている時にだけSOS通知が届く新しいみまもりサービスを開発、来年春の製品化を目指しています。

「特に深刻なネガティブストレスの原因となりうる『性暴⼒』に特に焦点を当てる」と決めた、石川さん。実は石川さん⾃⾝、⾼校⽣や⼤学⽣、20代の頃に性暴⼒の被害に遭った経験があったとのこと...「この20年間『あの時どうすればよかったのか』『もしもの時にどうすればいいのか』ということをずっと考え続けてきた」中で生まれたのが、起業のアイディアに繋がったと言います。



開発を進める「omamolink」は、予期せず突然具合が悪くなったり、突然人に襲われたり、そんな「もしもの時」に頼りになる存在。というのも、鞄の中に入れておき、鞄を叩くことで振動によって「omamolink」が起動、事前に登録しておいた緊急連絡先にあなたのSOSを知らせるから。 さらに、周囲に危険を知らせたり、相手を威嚇できる防犯ブザーモードや証拠を残すための自動録音モードなどの便利な防犯機能も備わっています。

他にも、離れて暮らすご両親にomamolinkを持ってもらい、何かあった時に自らが駆けつけたり、または、近所の方にお願いすることなどもできます。

本体デバイスには、お守りはもちろんのこと、目標や願い事を書いたメモなどを大切にしまっておける格納スペースもあるとのこと。⾼校⽣以上で防犯ブザーをすぐに使えるように常時鞄の外側に携帯している⼈は1%未満だとか。持ち歩きたくなりますね!

今回は、石川さんの歩んできた足跡を中心に、これからめざすことなどもお話いただきました。女性起業家として、凛とした美しさを持つ石川さんの想い、ぜひお聴きください。

次世代型お守りガジェット「スマートお守り"omamolink"」





【スペシャルゲストプロフィール】
石川加奈子(いしかわ・かなこ)

⼤学卒業後、内閣官房内閣情報調査室にて情報収集・分析業務に従事。2013年に渡⽶後、International Institute of Global Resilience(IIGR)にてリサーチ業務に加え、新規プロジェクト開発やイベント等のマネジメントに携わる。2015年に帰国後、コンサルタントとして独⽴し、ベンチャービジネスを⽀援。2019年春にMBAを取得、同年7⽉株式会社grigryを設⽴。