Sato Masayuki

エバーグローイングパートナーズ代表取締役
事業成長支援アドバイザー 佐藤将之さま

「パワーポイントの資料は禁止」、「会議は沈黙から始める」、「用紙１枚にまとめるアマゾンの基本資料」など、世界最強企業の一つ、アマゾンの成長を支えるノウハウは「会議」にあった！

アマゾンが、様々な事業を次々に生み出し、同時展開し、急成長を遂げている巨大企業であることは誰もが知るところですが、それらのプロジェクトの成否を決めるのが「会議」にあったとは...



「常に膨大な数のプロジェクトを抱え、それに比例して増加する会議をいかに洗練させるかを考え、実行してきた企業がアマゾンなのです」と話すのは、アマゾンジャパンの立ち上げメンバーとして2000年7月より2016年に至るまで同社の急成長を支えてきた、エバーグローイングパートナーズ代表取締役である佐藤将之さん。

中でもアマゾンの社員を表すアマゾニアンに求められる思考の原則「シンキング・バックワーズ（Thinking Backwards）」は興味深い内容です。佐藤さんは、新しい商品やサービスを提案する、業務の改善策を提案する、採用計画を提案するなど、「会議」で多くなる提案型の価値に提出する資料を作成する際に、この考え方が徹底されていると話します。

また、アマゾンでは「ビジネスはすべて数字で表現できる」という考え方をとっていることから「メトリックス」（＝KPI / Key Performance Indicator：重要業績評価指標）を重要視していること、アマゾンには暗黙となっている価値観「リーダーシップ理念（OLP / Our Leadership Principle）」があること、そして何と言っても、アマゾンは「顧客第一主義」であること、など世界最強企業の本質を学ぶことができました。

「Our Leadership Principles」（会社HPより）

世界最強企業の成長過程にどんな秘密があったのか、佐藤さんからお話を伺いました。ぜひお聴きいただき、ビジネス、人生に役立ててもらえれば嬉しいです。

【書籍紹介】
書籍：ａｍａｚｏｎのすごい会議―ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法
（発行：東洋経済新報社）

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【スペシャルゲストプロフィール】
佐藤将之（さとう・まさゆき）

エバーグローイングパートナーズ代表取締役/事業成長支援アドバイザー。セガ・エンタープライゼスを経て、アマゾンジャパンの立ち上げメンバーとして2000年7月に入社。サプライチェーン、書籍仕入れ部門を経て、2005年よりオペレーション部門にてディレクターとして国内最大級の物流ネットワークの発展に寄与。2016年、同社退社。現在は鮨職人として日本の食文化の発展に携わるとともに、成長企業での15年超の経験を生かし、経営コンサルタントとして企業の成長支援を中心に活動中。