Kamimura Iwao

may 11 2022

ウクライナ問題
上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学


株式会社 三英堂商事
代表取締役 上村岩男さま

青雲の志を抱き、半世紀に渡ってビジネスを切り開いてこられた、株式会社三英堂商事 代表取締役 上村岩男社長をお招きし、ビジネスについてたっぷりお話を伺う企画、その名も「上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学」。

今回の"俺流"行動規範は「〝力〟による現状の変更は、どれだけコストが高くても現実には起こり得る」。全世界が注目しているウクライナの問題。この現状について考えながら、安全保障体制をテーマにお話を伺いました。



ウクライナと聞いても、日本人の多くは「ヨーロッパの遠くの国」という印象を持っているかもしれません。日本との貿易額は、輸出が541億円、輸入が568億円あります。またロシアとは、原油や天然ガスなど特にエネルギーの面で多くの取引があり、今回の軍事侵攻は決して対岸の火事ではないということがわかります。

日本国憲法には「恒久の平和を願っていればいかなる国からの侵略もなく、安全と生存を保持できる」という考え方がうたわれていますが、現実は真逆に進んでいます。「どれだけ崇高な思いを掲げても現実には〝力〟で世界は動いている」と言わざるを得ないと上村社長は話します。



1990年に起こった湾岸戦争。さらには2014年のクリミア侵攻。この時世界の人々は主にテレビを通して戦争の様子を認識していました。しかし今回のウクライナへの侵攻は、多くの人がスマートフォンを使い、SNSなどを通じてリアルタイムにその様子を知ることができています。

誰もが手軽に軍事侵攻の状況を見られることで、世界中の人々が安全保障について自分事として真剣に考えるきっかけになったのではないか、ともお話しくださいました。全世界の人々が戦争のない平和な日常を取り戻せる日が1日も早く訪れることを願ってやみません。





【書籍紹介】
書籍:人生の最後を「感動」で締めくくる! 介護施設選び5つのポイント
(発行:幻冬舎)



  • 高齢化が進み、人生100年時代といわれる今、介護施設の利用者は年々増え続けています。介護施設の利用がごく当たり前となっている状況のなかで、高齢者やその家族にとって非常に大きなテーマとなっているのが施設選びを検討する時「どのような介護施設を選べばよいのか」です。「感動の喜びを得られる介護施設であれば、利用者は生き甲斐と希望を獲得できる」ということを強調、感動を味わえる施設を見つけるためにはいくつかの着眼すべきポイントについて実例を挙げて詳しく解説しています。最期に豊かな人生を送りたいと願っている高齢者の方々やその家族にとって、ささやかな手助けとなることを願った一冊です。

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【スペシャルゲストプロフィール】
上村 岩男(かみむら・いわお)

株式会社三英堂商事 代表取締役社長。
1948年、鹿児島県生まれ。1977年、29歳のとき、不動産管理業務を中心とする三英堂商事を創業(1978年には株式会社三英堂商事に改組し、代表取締役に就任)。1998年から介護事業に参入、現在は首都圏を中心に介護付有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅、地域密着型のグループホームを運営する。