Kamimura Iwao

jun 22 2022

4C分析
上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学


株式会社 三英堂商事
代表取締役 上村岩男さま

青雲の志を抱き、半世紀に渡ってビジネスを切り開いてこられた、株式会社三英堂商事 代表取締役 上村岩男社長をお招きし、ビジネスについてたっぷりお話を伺う企画、その名も「上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学」。

今回の"俺流"行動規範は「注目されるマーケティングツールの4C分析で、マーケティングを成功させるPOINTとは、一体何なのか」です。前回のキーワード「マーケティングミックス」で登場した4C分析についてさらに詳しく教えていただきます。

4Cとは、顧客価値(Customer Value)、顧客が負担するコスト(Customer Cost)、顧客とのコミュニケーション(Communication)、顧客の利便性(Convenience)」の頭文字をとったものです。こちらは1993年にロバート・ローターボーンが提唱したフレームワークです。



「商品を流通させて、販売する場所はどこか?」という企業側目線の4P理論に比べて、4C分析においては「どのようにしたら、消費者の利便性の欲求を満たす事が出来るか?」という考え方に置き換わるということ。

成功事例として、サッポロビールが販売しているビールブランド「ホワイトベルグ」を紹介してもらいました。数年前から、ビール離れが叫ばれているはずの若者世代から人気のビール「ホワイトベルグ」。ベルギーのホワイトビールをヒントに、サッポロビールから第三のビールとして発売された発泡酒です。私も飲みたくなりました!

100億円を目指す企業規模を作り上げてこられた上村社長の経営の秘訣を連続で教えていただいています。今回の「上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学」も必聴です!早速お聴きください。

(出所)サッポロビールホームページより





【書籍紹介】
書籍:人生の最後を「感動」で締めくくる! 介護施設選び5つのポイント
(発行:幻冬舎)



  • 高齢化が進み、人生100年時代といわれる今、介護施設の利用者は年々増え続けています。介護施設の利用がごく当たり前となっている状況のなかで、高齢者やその家族にとって非常に大きなテーマとなっているのが施設選びを検討する時「どのような介護施設を選べばよいのか」です。「感動の喜びを得られる介護施設であれば、利用者は生き甲斐と希望を獲得できる」ということを強調、感動を味わえる施設を見つけるためにはいくつかの着眼すべきポイントについて実例を挙げて詳しく解説しています。最期に豊かな人生を送りたいと願っている高齢者の方々やその家族にとって、ささやかな手助けとなることを願った一冊です。

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【スペシャルゲストプロフィール】
上村 岩男(かみむら・いわお)

株式会社三英堂商事 代表取締役社長。
1948年、鹿児島県生まれ。1977年、29歳のとき、不動産管理業務を中心とする三英堂商事を創業(1978年には株式会社三英堂商事に改組し、代表取締役に就任)。1998年から介護事業に参入、現在は首都圏を中心に介護付有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅、地域密着型のグループホームを運営する。