Kamimura Iwao

feb 23 2022

出会いは"一期一会"
上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学


株式会社 三英堂商事
代表取締役 上村岩男さま

青雲の志を抱き、半世紀に渡ってビジネスを切り開いてこられた、株式会社三英堂商事 代表取締役 上村岩男社長をお招きし、ビジネスについてたっぷりお話を伺う企画、その名も「上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学」。

今回の"俺流"行動規範は「人と人との出会いは"一期一会"人生最大の幸運と思へ」。私たちは、これまでの人生の中でとてつもなく多くの人と出会い、交わってきているはずです。ところで、私たちは一体これまで、そしてこれから、どのぐらいの人と出会うのでしょうか。

上村社長は対面での出会いを基本として「私の"経営する"の推定理論から、その数は22,224人」と教えてくださいました。そしてそこから、学校、仕事などを通じて近い関係になる人、親しい会話ができる関係になる人、友達と呼べる関係になる人、本当の親友と呼べる関係となる人、へと変化していくわけです。



その上で、上村社長は「人生の幸運の確率」について、フランスの数学者ピエール・モンモールによって提示された"出会いの問題"、そして同じく数学者であるスイスのレオンハルト・オイラーによる「オイラーの公式」を紐解き、出会いが起こる確率は「63パーセント」になる、という理論の紹介へと続きます。

63パーセントもの高い確率でビジネスチャンスを掴む可能性があるということであれば、22,224人との出会いを最大限に大事にし、さらに努力と手段によって数を増やすことを考えることが重要だと説きます。とてつもない未来の可能性を秘めている考え方を教えていただきました。



そして、後半では、歴史から学べる組織論、さらにはコミュニケーションにおける文明の利器との接し方まで多岐にわたるお話をいただきました。今回の「上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学」も聴きどころ満載です。ぜひお聴きください!





【書籍紹介】
書籍:人生の最後を「感動」で締めくくる! 介護施設選び5つのポイント
(発行:幻冬舎)



  • 高齢化が進み、人生100年時代といわれる今、介護施設の利用者は年々増え続けています。介護施設の利用がごく当たり前となっている状況のなかで、高齢者やその家族にとって非常に大きなテーマとなっているのが施設選びを検討する時「どのような介護施設を選べばよいのか」です。「感動の喜びを得られる介護施設であれば、利用者は生き甲斐と希望を獲得できる」ということを強調、感動を味わえる施設を見つけるためにはいくつかの着眼すべきポイントについて実例を挙げて詳しく解説しています。最期に豊かな人生を送りたいと願っている高齢者の方々やその家族にとって、ささやかな手助けとなることを願った一冊です。

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【スペシャルゲストプロフィール】
上村 岩男(かみむら・いわお)

株式会社三英堂商事 代表取締役社長。
1948年、鹿児島県生まれ。1977年、29歳のとき、不動産管理業務を中心とする三英堂商事を創業(1978年には株式会社三英堂商事に改組し、代表取締役に就任)。1998年から介護事業に参入、現在は首都圏を中心に介護付有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅、地域密着型のグループホームを運営する。