Kamimura Iwao

dec 22 2021

今年一年を振り返って
上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学


株式会社 三英堂商事
代表取締役 上村岩男さま

青雲の志を抱き、半世紀に渡ってビジネスを切り開いてこられた、株式会社三英堂商事 代表取締役 上村岩男社長をお招きし、ビジネスについてたっぷりお話を伺う企画、その名も「上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学」。2021年最終放送となる今回、上村社長から、激動の2021年を振り返ってもらいます。



もっとも注目すべきニュースは「菅内閣総辞職、岸田内閣誕生」(2021年10月)でした。「メルケル首相退任」(2021年12月)のニュースに合わせて、日本のみならず、世界の外交に目を向けることの重要性についてお話いただきました。

中でも、2018年6月に行われたカナダG7首脳会議での一コマに、「欧州と米国、そして日本の立ち位置が見てとれる」と話してくださいました。現代版レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」とでも呼べる写真、どんな写真か、気になる方はこちらからご覧ください。

G7首脳会談の1枚 この写真には誰と誰が(BBC NEWS JAPANより)
詳細はこちらから

また、「真鍋淑朗さんノーベル賞受賞」(2021年10月)も素晴らしいと絶賛。60年も前から、現在の脱炭素を目指す、現代社会の潮流の科学的根拠を60年も前から取り組んできた、ということは本当に驚くべきことでした。

とは言え、上村社長は「優秀な頭脳が海外へ流出していくことへの懸念」を感じ取り、日本衰退の予兆ともとれるこの事象に対し「国は、頭脳を国内に留め活かすシステム造りが求められている」と語ります。

他にも「藤井聡太さん、四冠達成」(2021年12月)にも話が及びました。19歳で史上最年少記録を達成した偉業に加え、実は、上村社長が将棋の大ファンであることが発覚!ダンボールを使って将棋を楽しんだ半世紀以上前の幼少期のエピソードを知りました。「今ここにあるものを最大限に活かす」という上村社長のお父さまからの教え、世代を超えて伝わりました。



もちろん、今年2021年もコロナ禍に関しては、避けることはできません。2021年8月に上村社長から社員に送られた手紙の内容もぜひお聴きいただきたいと思います。





【書籍紹介】
書籍:人生の最後を「感動」で締めくくる! 介護施設選び5つのポイント
(発行:幻冬舎)



  • 高齢化が進み、人生100年時代といわれる今、介護施設の利用者は年々増え続けています。介護施設の利用がごく当たり前となっている状況のなかで、高齢者やその家族にとって非常に大きなテーマとなっているのが施設選びを検討する時「どのような介護施設を選べばよいのか」です。「感動の喜びを得られる介護施設であれば、利用者は生き甲斐と希望を獲得できる」ということを強調、感動を味わえる施設を見つけるためにはいくつかの着眼すべきポイントについて実例を挙げて詳しく解説しています。最期に豊かな人生を送りたいと願っている高齢者の方々やその家族にとって、ささやかな手助けとなることを願った一冊です。

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【スペシャルゲストプロフィール】
上村 岩男(かみむら・いわお)

株式会社三英堂商事 代表取締役社長。
1948年、鹿児島県生まれ。1977年、29歳のとき、不動産管理業務を中心とする三英堂商事を創業(1978年には株式会社三英堂商事に改組し、代表取締役に就任)。1998年から介護事業に参入、現在は首都圏を中心に介護付有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅、地域密着型のグループホームを運営する。