kuroyanagi shigeki

aug 27 2021

最強農起業論
「ラクで儲かって華やかでモテる」観光農園の秘密とは!?


株農業起業家/ブルーベリーファームおかざきオーナー
畔柳茂樹さま

「ラクで儲かって華やかでモテる」観光農園があると聞きつけ、やってきたのは愛知県岡崎市にある「ブルーベリーファームおかざき」。お迎えいただいたのは、同園オーナーであり、著書「最強の農企業!ブルーベリー観光農園で失敗しない農業経営」の著者であられる畔柳茂樹さん。

実際、「ブルーベリーファームおかざき」は、営業日は1年のうちわずか60日余り。にも関わらず、常に予約は満席、農園だけの売上で2千万円を超えているというのだから驚きです!



誰もが羨む超大手企業デンソーを飛び出し、観光農園という新しい境地を作り出した畔柳さん。事業企画畑でサラリーマン時代を過ごした畔柳さんは、「日本の農業には問題点が4つある」と話されます。

1. 生産性が低い
2. IT化が遅れている
3. 価格決定権がない
4. 最終顧客の顔が見えない


しかし、畔柳さんは問題点があることをチャンスと捉え、素人でも可能な「無人栽培」「観光農園システム」そして、ネットとメディアを活用した「IT集客」を柱に農業起業を果たし、大成功を収められているのです。

農業で最も大変な作業の一つと言われる「収穫」を、観光農園システムとすることで、なんとお客さまに、それも楽しんでやっていただくだけでなく、出荷型の卸売価格に比べ2〜3倍で販売することを可能としたというのだから、ビジネスの目の付け所には感心するばかり。

脱サラ後、農業大学校に通いながら、同時並行して全国各地を訪ね歩き、「自分のやりたい農業、そして、自分が道を切り拓いていける農業として、ジャストフィットする作物と経営スタイルがブルーベリー観光農園だった」と話されます。



「自分らしさ」を取り戻し、豊かに暮らす生活を手に入れた畔柳さん。自分だけの成功に止まらず、後進の育成にも力を入れ、すでに全国で100箇所以上のブルーベリー観光農園を開園させてきたとのこと。過去36回開催して累計1427人が参加、ブルーベリー観光農園での新規就農を全面的にバックアップされてきています。

成幸するブルーベリー農園講座
詳細はこちらから

日本の農業界を変える革命家の一人である畔柳さんのお話、ぜひお聴きください!





【書籍紹介】
書籍:最強の農起業!
   (発行 かんき出版)



  • 2007年に大企業デンソーの管理職を辞め、好きな農業に思い切って踏み出したおかげで、「自分らしさ」を取り戻し、豊かに暮らせるようになりました。「無人栽培」「観光農園」「IT集客」の3本の柱が生産性の高い農業を可能にしてくれました。好きなことを仕事にすることで、人生が劇的に変わったのです。この本が、みなさんの何かを変えるきっかけになってくれれば、これ以上嬉しいことはありません。



【スペシャルゲストプロフィール】
畔柳茂樹(くろやなぎ・しげき)



  • 農業起業家。愛知県岡崎市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。自動車部品世界№1の株式会社デンソーに入社。40歳で事業企画課長に就任したが、ハードワークの日々に疑問を持つようになり、農業への転身を決意。2007年45歳で年収1千万円の安定した生活を捨て独立し、観光農園「ブルーベリーファームおかざき」を開設。起業後は、生産性の発想が乏しい農業界で、効率化、収益性などを厳しく求められるデンソー時代に培ったスキルを生かし、栽培の無人化、IT集客など様々な施策を打つ。今ではひと夏1万人が訪れる地域を代表する観光スポットとなる。わずか60日余りの営業にもかかわらず、会社員時代を大きく超える年収を実現。近年は観光農園プロデュースに取り組み、被災地復興事業として気仙沼にも観光農園を立ち上げた。これらの経歴・活動がマスコミで注目され、取材・報道は100回を超える。