Kamimura Iwao

AUG 24 2022

サイバネティックス理論
上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学


株式会社 三英堂商事
代表取締役 上村岩男さま

青雲の志を抱き、半世紀に渡ってビジネスを切り開いてこられた、株式会社三英堂商事 代表取締役 上村岩男社長をお招きし、ビジネスについてたっぷりお話を伺う企画、その名も「上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学」。

今回の"俺流"行動規範は「人間スマートフォンと哲学が出会うとき、サイバネティックスは融合できるのか」です。サイバネティックス理論とは、アメリカの数学者ノーバート・ウィナーによって「動物と機械における制御と通信(1948年)」に提唱された、通信工学と制御工学、生理学と機械工学を総合的に組み合わせて扱うことを目的とする学問のことです。

わかりやすく言えば、生命体と機械との同質性を主張していることから、サイバースペース、サイボーグ、サイバーパンクといった言葉が次々と登場するようになった、と上村社長は話します。

さらに、ウィアーは、「機械の人間化」を説き、電子機械をいかに人間の幸福のために利用できるかに腐心したと続けます。

ノーバート・ウィナー氏の写真

とはいえ、当時のウィナーの著書は、数学の専門知識のない人にとってはとても難解で書いてある内容を読みこなせなかったとか。今回、上村社長からサイバネティックス理論を紐解き、話は紛争、生命科学、そして私たちを取り巻くインターネット環境にまで話は広がりました。「上村岩男の"歴史が刻む"実践経営学」から、私たちの社会にサイバネティックス理論がどれほど関わっているか、知ることになると思います。今回もぜひお聴きください。







【書籍紹介】
書籍:人生の最後を「感動」で締めくくる! 介護施設選び5つのポイント
(発行:幻冬舎)



  • 高齢化が進み、人生100年時代といわれる今、介護施設の利用者は年々増え続けています。介護施設の利用がごく当たり前となっている状況のなかで、高齢者やその家族にとって非常に大きなテーマとなっているのが施設選びを検討する時「どのような介護施設を選べばよいのか」です。「感動の喜びを得られる介護施設であれば、利用者は生き甲斐と希望を獲得できる」ということを強調、感動を味わえる施設を見つけるためにはいくつかの着眼すべきポイントについて実例を挙げて詳しく解説しています。最期に豊かな人生を送りたいと願っている高齢者の方々やその家族にとって、ささやかな手助けとなることを願った一冊です。

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【スペシャルゲストプロフィール】
上村 岩男(かみむら・いわお)

株式会社三英堂商事 代表取締役社長。
1948年、鹿児島県生まれ。1977年、29歳のとき、不動産管理業務を中心とする三英堂商事を創業(1978年には株式会社三英堂商事に改組し、代表取締役に就任)。1998年から介護事業に参入、現在は首都圏を中心に介護付有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅、地域密着型のグループホームを運営する。