apr 19 2021
オープンイノベーション
化学業界を中心としたモノづくり最先端動向
株式会社AndTech 代表取締役
陶山正夫さま
新規事業開発に挑むイノベーターを支援し、成功へと導く株式会社AndTech。日本を、そして世界を代表する名だたる大企業に技術指導を行う同社を率いるのが、今回お招きした代表取締役 陶山正夫さま。
同社は、プラスチック成型加工学会会長であられた出光興産 金井俊孝氏(当時)の監修による書籍「フィルム機能性」刊行を皮切りに、各種専門書を出版されています。直近では「抗菌・抗ウイルス技術の開発・評価と樹脂、繊維、塗料、フィルム等への製品応用」、「二次電池技術・市場動向レポートVol.3」など時宜にかなった書籍が発刊となっています。
また、製造業向けの社内研修、技術コンサルタント派遣、さらには新事業開発支援を目的としたコンサルティング事業も行い、いわゆる「オープンイノベーション」を日本で先駆けて展開されてきたところに、私は凄みを感じています。
「オープンイノベーション」とは、自社が持っている研究機関や組織以外から、開発や技術のノウハウを取り入れる経営戦略の1つ。もともとは、1990年代に、ハーバード・ビジネススクールの教授であるヘンリー・チェスブロー氏によって提唱されたものでした。最近でこそ経団連の調査によると、約8割もの大企業が「オープンイノベーション」に対して、何らかの取り組みを行っていることが明らかになってはいますが、陶山さんは黎明期から現在の状況を見据え動かれてきたのです。まさに異才。
化学業界のアナリストとして運用業務のキャリアをスタートしたからこそわかる、陶山さんの凄さ、インタビューでお伝えできればと思います。